Panda Noir

JavaScript の限界を究めるブログでした。最近はいろんな分野を幅広めに書いてます。

ここがすごいよMoonlander

Moonlander という分割キーボードを買ったのでレビュー。

ここがすごいよ Moonlander

分割であることはどうでも良くて、Moonlanderはカスタマイズ性がとんでもなく高い。これが最高。しかもカスタマイズの選択肢も豊富。おおよそキーボードに欲しい機能が全部詰まってる。

以下すごい所をかいつまんで。

キーレイアウトがソフトウェアから変更可能

Moonlander はとにかくカスタマイズ性が高く、頻繁にキーレイアウトが変わる。しかし、安心して欲しい。Moonlander はメチャクチャ手軽にキー配列を編集できる。

なんと、たった3ステップでキーレイアウトを書き換え可能。

  1. webページ(下図)でレイアウトを設定
  2. ファイルをダウンロード
  3. ソフトから書きこむ

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こんな感じのUI。かわいい。使い方もすぐ理解できてGood。

72キーを丸ごと入れ替えるレイアウト機能

次はこれ。Moonlander にはレイアウトという概念がある。レイアウトを切り替えると、同じキーボードで全く別のキーバインドが使える。例えば通常の配列、ゲーム用の配列、テンキーの配列などを作って、それがキーボードから切り替えできる。どのキーを使って切り替えるかも自由に設定できる。つまり、72キー×レイアウトの数だけ自在に設定ができる。最高じゃない?

僕はこんな感じのレイアウトを作った。

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左手側にテンキー配列を作って、ルービックキューブのタイムを記録しやすくした。ゲーム用配列を作ったりもできる。かなり応用の幅が広い。絵を書く人もショートカット用レイアウトを作るとかなり捗ると思う。

キー長押しで別の動作ができる

最初見たときはとても驚いた。キー長押し時に全く別の動作をさせることができる。

たとえば「Zキーを長押ししたらctrlキーとして扱う」といったことができる。メタキーが端っこ以外に設定できるし、なんならアルファベットキーの位置にいくつでも仕込める。すごく画期的。

確かに、キーを長押しすることはあまりない。これは盲点だった。他のキーボードでも取り入れて欲しい機能だ。

しかもMoonlanderはすべてのキーで自由に長押しの動作を設定できる。すごくない?

(もちろん、ゲームをするときはwasdとか長押しするけど、それならwasdに設定しなければいいだけ。自由なのだから)

1つのキーにCtrl + Space を割り当てみたいなことができる

「Ctrl+Shift+Q」のようなショートカットをを1つのキーで入力できる。どんな組み合わせも自由に設定できる。僕は日本語切り替えをCtrl+Spaceに設定してるので、これが一発で入力できて、もうメチャクチャ便利。すごい。

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もちろん、長押し設定とも併用できる。実際、僕はそれを活用した設定をしてる。

  • タップしたらCtrl+Space(日本語切り替え)
  • 長押しでCtrlキー

これがとんでもなく使いやすい。親指箇所の配列は拘ればこだわるほど便利になる。最高すぎる。

左だけ接続できる

左側だけつなぐということができる。こんな感じ。

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右側の空いたスペースにマウスを置ける。これがかなりいい。僕はルービックキューブをやるときタイマーやマットを置くので、省スペースは最高にうれしい。

おまけ: ここをなんとかしてくれMoonlander

かなりほめてきたし、実際最高のキーボードなんだけどいくつか文句を言いたい。

  • デフォルトのレイアウトがあまりに最悪
  • Rキーの真下が Vキー

といってもこれだけ。

いや、本当にデフォルトのレイアウトがひどい。まともに使えたもんじゃない。メタキーの位置がバラバラ。結局メタキーはほぼ丸ごと設定しなおした。最初にやってしまえばそれ以降は問題なくなるけど、最初の設定がとにかくめんどくさい。

それから、Rキーの真下がVキーなのも気に食わない。普通のキーボードだとRの右斜め下にVがいるので、その感覚で入力してしまってtypoが起こりやすい。まだ3日目なのでもっと使い込んでいけば問題なくなるだろうけど、なんとかならないか… src と頻繁に入力するのでそのたびtypoするのが腹が立つ。