Panda Noir

JavaScript の限界を究めるブログでした。最近はいろんな分野を幅広めに書いてます。

Space2回でfzfを呼び出すzsh script

fzf、使っていますか?ぼくはそこそこ使ってはいるのですが、どうしてもC-tを押すのが面倒くさく感じてしまいます。そこで、$ vim<space><space>のようにspaceを2回続けて入力するとfzfが起動するようにしてみました。

(わかりづらいですがspaceを2回押してfzfを起動しているんです、信じてください)

コード

zsh で連続したスペースにキーバインドを割り当てる - Qiita

この記事を参考にして実装しました。

function _double_space_to_fzf() {
    if [[ "${BUFFER}" =~ " $" ]]; then
        LBUFFER="${LBUFFER}$(__fsel)"
        local ret=$?
        zle redisplay
        return $ret
    else
        zle self-insert
    fi
}
zle -N _double_space_to_fzf
bindkey ' ' _double_space_to_fzf

カンタンにいうと

  1. spaceに_double_space_to_fzfというZLEウィジェットを登録します
  2. 直前がspaceならばspaceを入力せず、fzfを起動します
  3. 直前の文字がspaceでなければ、spaceをそのまま入力します

なぜfzf-file-widgetを使わないのか?

fzfはfzf-file-widgetというZLEウィジェットをC-tにバインドしています。そのため、fzf-file-widgetをそのまま使えばいいのではないか、と思うかもしれません。実際、上のコードのthen節はほとんどfzf-file-widgetそのままです。

function _double_space_to_fzf() {
    if [[ "${BUFFER}" =~ " $" ]]; then
        fzf-file-widget
    else
        zle self-insert
    fi
}
zle -N _double_space_to_fzf
bindkey ' ' _double_space_to_fzf

しかし、これだとzsh-autosuggestionsと競合してしまい表示がおかしくなってしまいます。fzf-file-widgetの typeset -f zle-line-init >/dev/null && zle zle-line-initという部分が原因のようなので、そこを除いて書き直しました。

最高のターミナルを作る2019

1. ターミナルエミュレータを選ぶ

まず端末をきちんと選びましょう。どれも同じに見えますが、フォントが効かなかったり透過できなかったり、意外と違いがあります。

主要なターミナルエミュレータとしてはこんな感じです。

  • gnome-terminal
  • Terminal.app
  • xfce-terminal
  • Alacritty
  • terminator
  • Hyper.js
  • urxvt
  • iTerm2

チェックポイントとしてはこんなものが挙げられます。

  • rangerで画像プレビューができるか?
  • Nerd Fontを正しく表示できるか?
  • 透過設定ができるか?背景画像が設定できるか?
  • ウィンドウ枠を消せるか?

僕はPowerline系のUIを使っているので、NerdFontが効かないとちょっと表示が崩れてしまいます。ウィンドウ枠が消せるか、透過ができるか、背景画像を設定できるかは好みの問題ですね。

これらすべてを満たしていて、なおかつパフォーマンス的に問題がなかったのは今の所Alacrittyのみでした(Ubuntu環境なのでMacについてはわかりません)。次点でxfce-terminal、terminatorですね。ほかは色々と足りなすぎます。

Xfce-terminalは設定を特にいじらなくてもまともに使えるので初めてはオススメです。設定をいじるのが苦痛でない楽しいならAlacrittyは最高です。

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左: Alacritty 右: gnome-terminal

2. シェルを選ぶ

普段ぼくはシェルにzshを使っています。理由はいくつかあります。

  • Bash Scriptの知識を流用できる(多少差異はある)
  • 補完がかなり効く。
  • 補完の自作もできる
  • プラグインが豊富
  • Bashより使いやすい

Bash Script自体はクソですが、いかんせん歴史があるので問題が起きたときに解決がカンタンです。また、ちょっと高度程度ならサラサラと書けてブラックボックス化しない点もいいですね(読むのはつらいし、あまりに高度なことをやろうとすると地獄を見ますが)。Bash Scriptをやめて独自のスクリプトを採用しているシェルは、どうしても導入例が少なくてやりたいことを実現するのが困難なことが多い印象があり、避けてしまっています。

3. ツールを入れる

おすすめのツールを紹介します。

exa

Rust製のalternative ls。lsよりもカラフルで見やすく、オプションがわかりやすいです。また、ツリー表示といったlsにはない機能も搭載されています。

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bat

Rust製alternative cat。lessの表示機能とcatの結合機能・パイプライン機能を組み合わせた感じです。シンタックスハイライト付きで表示されます。

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httpie

HTTPクライアント。curlやwgetよりもオプションがわかりやすいです。カラフルで読みやすいのもNiceです。

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ranger

ファイラー。なんと、コマンドライン上で画像プレビューまでできます。Vimライクな操作感で使いやすいです。

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Neovim

特に語るまでもない。最高のエディタ。

tty-clock

デジタル時計。ターミナル上で時間を知りたいときに便利です。僕は競プロのコンテストが始まるときに使っています。

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4. カラースキーム

Nordというプロジェクトを非常に気に入って愛用しています。色合いが最高にCoolです。Vim、Tmux、各種ターミナルに対応しているので、すべてで導入しました。うえの画像のような青みがかった黒が基調のテーマになっています。

Nord

サーバーの全データをぶっ飛ばしました。

タイトル通りです。全データが吹き飛びました。

経緯

CentOS8にバージョンアップするためにサーバー再構築をしたのがミスでした。確認ダイアログも出なかったので、まさか吹き飛ぶとは思っていなくてバックアップも取っていませんでした。やらかした…

現在の状況

いかんせんNginxの設定ファイルごと吹っ飛んでいるので復旧はまあまあ時間がかかりそうです。というか完全に元には戻せないですね。サーバーにしか置いてなかったデータとかもあるので被害は結構甚大です。

とりあえず最低限の復旧は今週中にしようと思います。

11/18 追記

一応一通りの復旧は終わらせました。

TrueColor対応のはなし(端末、シェル、tmux、vim)

TrueColorで表示しようとすると、わりかし対応がめんどうである。なぜなら、Vim、tmux、zsh、ターミナルそれぞれで対応しなければならないからだ。今回はそれぞれどういった対応をすればいいのか紹介する。

対応できているか確認する

まず以下のコマンドを実行してみてください。

$ curl -s https://gist.githubusercontent.com/lifepillar/09a44b8cf0f9397465614e622979107f/raw/24-bit-color.sh | bash

このように継ぎ目がなければOKです。

f:id:panda_noir:20191106185205p:plain

下のように階段状になっていたら対応できていません。

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上でもかなり明白に違いますが、NeoVimでTrueColor対応できていないと更に明らかになります。

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TrueColor非対応
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TrueColor対応

TrueColor対応したくなりましたよね?

ターミナルに関わる色の種類

端末での色には2種類ある。

TrueColor
いわゆる#ffffff。RGBそれぞれ8ビットを用いて表現する。24ビットカラー(RGB)と、さらに透明度8ビットを合わせた32ビットカラー(RGBA)が存在する。
8-bit color
256色まで表せる方式。256までの数字のみを用いる。xtermやscreenなど、それぞれで色の割り当てが異なっている。
続きを読む

tcomment_vimをドットリピートできるようにする

repeat.vimを併用することで対応させます。

# dein.toml
[[plugins]]
repo = 'tpope/vim-repeat'

[[plugins]]
repo = 'tomtom/tcomment_vim'
hook_add = '''
au MyAutoCmd VimEnter * nnoremap <silent> <Plug>RepeatTComment :TComment<Bar>
            \ silent! call repeat#set("\<Plug>RepeatTComment")<CR>
au MyAutoCmd VimEnter * nmap <c-_><c-_> <Plug>RepeatTComment
'''

解説

根幹となるのは「nnoremap <silent> <Plug>RepeatTComment」と「nmap <c-_><c-_> <Plug>RepeatTComment」の部分です。

前者は<Plug>RepeatTComment:TComment <Bar> ...を割り当てています。:TCommentを実行したあとにsilent! call repeat#set("\<Plug>RepeatTComment")<CR>を実行しているだけです。repeat.vimはドットを押すと、repeat#setで登録したコマンドが実行されるようになっているので、<Plug>RepeatTCommentが呼ばれた直後にrepeat#setで登録することで繰り返しを実現します。

これが大まかな部分で、残りのコード(au MyAutoCmd VimEnter *など)は読み込むタイミングを制御しているだけです。

注意

上のコードではaugroup MyAutoCmdを行っています。詳しい解説はこの記事ではしないので、以下の参考リンクなどをお読みください。

参考