テレワークが始まり、コミュニケーションの主流は対面でのMTGではなくslackへと移行しつつあります。そこで感じたテキストベースコミュニケーションの良さと課題感を書きます。
テキストベースの良さ
まず、テキストとして残る。これが大きいです。コミュニケーションの証拠がしっかりと残るため、あとから見返したり検索したりできます。
例えば「あれ、〇〇さんに〇〇の件って伝えたっけ?」となったら検索すれば確認できるので楽です。
次に、非同期という点です。「とりあえずslackで投げたから返信待つ間に別のことやろう」というふうに、コミュニケーション以外の仕事と並行してできます。もちろんすぐに返信が欲しい場合はマズイですが、実際には緊急のタスクは少ないので問題になりづらいです。
最後に、テキストに起こすことでより相手に伝えやすくなります。自分の考えの整理にも繋がりますし、口頭でコミュニケーションを取るより、整理した上でわかりやすく説明できるはずです。
テキストベースの課題
もちろん課題もいくつかあります。
まず、各々のタイピング速度に依存してしまうこと。タイピング速度が遅いとそれだけ返信に時間がかかりますし、文章の推敲をするような余裕が生まれづらいです。しかし、全員のタイピング速度を上げるよう強要するなんてできません。口頭と比べてレスポンスの速さが各人に依存してしまうのは課題です。
また、非同期であるという点は課題でもあります。特に緊急の時やステークホルダーが多い時はMTGを開いたほうが早い場合が多いです。
これはやや違うのですが、テキストベースの利点の一つとしてパブリックな場で発信できるというものもあります。これにより、会話に参加してない人もログを追ったりできます。しかし、クローズドな場所で連絡してるとこの利点を享受できません。僕は発言の99%をパブリックな場で行って極力DMを使ってないのでよいですが、他の人もそうとは限りません。
結論
僕はテキストベースの方がトータル早くてエビデンスも残せるので、口頭より如実に優れていると思っています。