今回のアップデートは大きな変更点が2つあります。
- Point.fromPolar()の追加
- GroupがfillStyleなど描画用のプロパティを持てるようになった
Point.fromPolar()の追加
Point.fromPolar(radius, theta)
という形で使用します。極座標でPointオブジェクトを作ることができます。今までは極座標を扱う方法を提供していなかったので、格段に便利になったかと思います。
Groupへの描画用プロパティの追加
複数の図形に対してまとめて背景色、描画色を指定できると便利かと思い追加しました。
例えば、GroupにfillStyle
を設定した場合、fillStyle
を持たない子オブジェクトはGroupに設定された値が適用されます。逆に言えば、子オブジェクトがfillStyle
プロパティを持っていた場合、Groupに設定されたfillStyle
は適用されません。
カバレッジが90%になった
これは直接的にはあまり関係がありませんが、Jestを導入してカバレッジを計測するようにしました。ほとんどはテストケースの追加なので、これによるライブラリへの変更はほとんどありません。