意外と指定方法がたくさんあることをつい最近知りました。
絶対URLの記述
基本的な絶対URLはhttp://example.comです。しかし、指定したいURLが現在のページと同じプロトコル(httpやhttps、fileといったもの)の時に限り、//example.comとしてもいけます。
相対URLの記述
実は相対URLは二種類あります。一つは「現在のページを基準とした相対URL」、もう一つは「ドメインのルートを基準とした相対URL」です。
前者はhoge/fuga あるいは ./hoge/fugaのように記述し、後者は/hoge/fugaとなります。
たとえば現在のページがhttp://example.com/article/1の場合、hoge/fugaはhttp://example.com/article/hoge/fugaを指します。
それに対して/hoge/fugaはhttp://example.com/hoge/fugaを指します。
この後者の相対URLはかなり便利です。たとえばhttp://example.comのどこかからhttp://example.com/js/jquery.min.jsにアクセスしたいとき、絶対URLはめんどうですし、かといって通常の相対URLでは現在のディレクトリ構造に依存するため、ファイルを移動した際などに不都合が生じます。
しかし、後者の相対URLならば/js/jquery.min.jsとさえ書けばどのページからでもアクセスができます。つまり絶対URLのような挙動をしてくれます。
ちなみにbaseタグを使うと相対URLの基準を自由に指定できます。が、それくらいならこの方法を使った方が安全で理解もしやすいです。