みなさん、npm publish、怖くないですか???
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僕はもうトラウマだらけです。怖いです。しかし、いつかは克服しなければいけません。では、どうすればいいのでしょうか?
失敗しても良い環境を作ればよいのです。
npm publish はなぜ怖いのか?
npm publish は npm にパッケージを公開するコマンドです。パッケージの更新も同じコマンドでできます。
このコマンドが恐ろしいのは「失敗してもやり直せない」点です。バージョンアップはできるのですが、過去のバージョンの内容を変更することはできません。同じバージョンのはずなのに内容が異なると利用者からすればとんでもないことですから、当然といえば当然です。
しかし、一度公開すると二度とやり直せないのは恐ろしいことです。実際、上の記事で書いたように僕は何度も失敗してしまいました。おかげで npm publish に恐怖しております。
じゃあ npm registry を作ろう
ならば、練習環境を整えれば良いのです。いきなり本番環境にあげるから失敗するのです。開発環境を作りましょう。
やりかたはとても簡単です。Verdaccio というレジストリを Docker 上に起動するだけです。
$ docker run -d -it --rm --name verdaccio -p 4873:4873 verdaccio/verdaccio $ npm adduser --registry http://localhost:4873 $ npm publish --registry http://localhost:4873
これだけで使い捨てのnpm registryができます。失敗したらコンテナを破棄してもう一度立ち上げれば良いです。なんと素敵なのでしょうか。
あとはたくさん練習するだけですね!!!みなさんもいっぱい練習しましょう。