去年も書きましたが去年は52冊読みました。そのまとめです。
2015年の読書メーター
読んだ本の数:52冊
読んだページ数:14335ページ
ナイス数:264ナイス
万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)の感想
初めの嵯峨が登場という言葉に踊らされてしまった。ホテルの火災で「これ嵯峨しかできない…でもさすがに嵯峨だからないか」と思わされてしまった。初めの方の池川の描写もほぼ嵯峨の描写と同じ書き方されてたから催眠シリーズ読んでても引っかかったんだろうな。うまい。
読了日:12月14日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)の感想
Qシリーズではいつものことだが、どんどんと話が変化してってふと気がつくとどういう流れだったかわからなくなることが多々あった。今回もすごくよかった。西園寺のラストシーンはどちらも一歩も引かず盛り上がりがあった。
読了日:12月9日 著者:松岡圭祐
蹴りたい背中 (河出文庫)の感想
部活外で友達いない自分にはとてもよくわかる、言葉にしがたい感覚をここまで絶妙に捉えてるのはすごい。思い出す用キーワード: 先輩, にな川, オリチャン, ハセ川, 孤独, 高校, 先生, 市販品
読了日:12月3日 著者:綿矢りさ
乱暴と待機 (ダ・ヴィンチブックス)の感想
本当はもっとドロドロしてておかしくないのに何故かこういう作品につきもののドロドロさも狂気もあまり感じなかった。面白かったので映画も借りて見てみたい。
読了日:12月2日 著者:本谷有希子
万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)の感想
再読だったので1、2から10へと飛んでみた。スムーズにつながっていてとても良かった。ただ、3〜9のどこかの巻のネタバレにつながる章が最後の方に2、3章あったのでそこは飛ばしたほうがいい。
読了日:12月1日 著者:松岡圭祐
C++ 入門書の次に読む本の感想
文章が読みづらかった。突然読者の声を書き始めたり(前置きが一切ないのでおいてきぼりを食らう)、句読点が多かったりetc...。しかし内容はよかった。C++初心者の自分も一皮むけることができた。あとは文章が上手かったら完璧だった。
読了日:12月1日 著者:朝井淳
万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)の感想
ラストのシーンではほぼ劇中で出てきた知識のみで推理が展開されててうまいなと思った。最後の推理がやけにすぐ終わったことには違和感が…
読了日:11月28日 著者:松岡圭祐
たった1日で声まで良くなる話し方の教科書の感想
1日で読了。話し方に特化しているという初めて触れる種類の本。「話し方」のみで「話の中身」についてはほとんど触れてないので面白い話をしたいという人向けではない。滑舌も直り明るく振る舞えるようになる(ただしトレーニングが必要)。
読了日:11月25日 著者:魚住りえ
キノの旅 (19) the Beautiful World (電撃文庫)の感想
気がつけば15年。すごい。まあ15年前自分はまだ物心もついていなかったわけですが。美しい記憶の国が特に気に入った。今回も面白い。
読了日:11月22日 著者:時雨沢恵一
万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)の感想
ほぼ5年ぶりに再読。全く覚えてないところとよく覚えてるところとあった。5年前よりは教養を身につけたつもりだったが、知らない知識が多くさすが。
読了日:11月20日 著者:松岡圭祐
四畳半神話大系 (角川文庫)
読了日:11月13日 著者:森見登美彦
オレたち花のバブル組 (文春文庫)の感想
今頃読了。銀行について勉強したあと読んだらより面白いんだろうなぁ。はじめから最後まで勧善懲悪。久々にここまでさっぱりとしてドロドロの少ない本を読んだ。この巻から読み始めた(母に図書館で適当に借りてきてと言ったらこれになった)が話は十分楽しめた。満足。
読了日:11月12日 著者:池井戸潤
新装版 限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)の感想
こんな混沌とした作品は初めて読んだ。全編にわたりパーティの気配がプンプンしていて、自分の中の何かが刺激された。
読了日:11月9日 著者:村上龍
TypeScriptリファレンス Ver.1.0対応の感想
chapter7と8は流し読み。
読了日:11月8日 著者:わかめまさひろ
お家賃ですけどの感想
久保みねヒャダみているので読んだ。久保みねヒャダでのイメージが少し違ったので意外。文体は能町さんっぽいなと思う
読了日:11月6日 著者:能町みね子
変態王子と笑わない猫。10 (MF文庫J)の感想
前巻読んでから半年と経ってないのに全く覚えてなかった。読みながら何となく思い出したような忘れてるような。割と何とかなりそうでどうだろうなみたいな雰囲気。どうなっていくんだろ。
読了日:10月29日 著者:さがら総
ステートフルJavaScript ―MVCアーキテクチャに基づくWebアプリケーションの状態管理の感想
jQueryに依存したMVCパターン構築法。と言ってもMVCが何なのか理解したい人には向いてない。もう時代遅れの感がある。
読了日:10月29日 著者:AlexMaccaw
英文解釈教室 改訂版の感想
5周目終了。かなり英文サラサラと読めるようになった。英作文してても自分で文法的にいいかわかるようになってレベルが上がったし良かったと思う。今なら京大レベルも読める。あとは語彙力つけるだけだ。
読了日:10月22日 著者:伊藤和夫
九つの、物語の感想
読了後、様々な感情が自分の中を渦巻いてる。連載作品だったから、似た言い回しが多かった。また時間をおいて読みたい。
読了日:10月21日 著者:橋本紡
あられもない祈り
読了日:10月15日 著者:島本理生
日本語脳では出てこない英語フレーズ80の感想
所謂、俗語表現集。受験などでは使わないのが吉だと思う。読み物としてはまあまあ面白い。
読了日:10月7日 著者:牧野高吉
彼女のトカレフ (メディアワークス文庫)の感想
トカレフ持って歌舞伎町で次々に銃撃戦繰り広げて中ボスラスボスと行く…話ではなかった。軽めに見えるイラストの割に中身が重かった。ラストは綺麗にまとまってた。
読了日:9月28日 著者:峰月皓
余った傘はありませんの感想
短編集というよりショートショートの作品集。オチが逸品なのが多かった。ただ、いくつかオチがわからないのがあった。全体的に"エグい"作品。
読了日:9月25日 著者:鳥居みゆき
ノックの音が (新潮文庫)の感想
どれも面白かった。僕が読んだ星さんの作品の中では初めて日本人名がでてきたのだが何かあるのかな。
読了日:9月17日 著者:星新一
淵の王の感想
舞城節ですね。凄まじかった。ディスコ探偵水曜日あたりで完成された舞城世界をさらに補完した作品、といえば良いのか。ホラー要素はお飾り程度で中身はディスコ探偵と同じく悪と戦うはなしだった。
読了日:9月16日 著者:舞城王太郎
ボッコちゃん (新潮文庫)の感想
このフワッとした透明感がたまらない。カバーがスペシャル版だったから衝動買いしてしまった。
読了日:9月12日 著者:星新一
英文解釈教室 改訂版
読了日:8月26日 著者:伊藤和夫
スクラップ・アンド・ビルドの感想
ラノベみたいな言葉遊びとかがそぎ落とされててすごくサバサバした表現のように感じられた。そしてその端的な表現ゆえにメッセージ性が高かった。芥川賞はこういうことなのかと感じた(芥川賞受賞作はまだこれしか読んだことないけど)。
読了日:8月25日 著者:羽田圭介
落下する夕方 (角川文庫)の感想
ほぼ1年振りに再読。改めて読むと、同じ表現が何度も出てきて(「〜」と響いたという表現など)、少し飽きたりしたが、以前よりも深く共感できる部分が増えて嬉しかった。再読の面白さをまた実感した。この話はほとんど感情が出てこないのに、登場人物たちは人間らしく、感情が蠢いてるのは感じるというこの感じが独特の静けさを感じさせるんじゃないかなと言ってみたり。
読了日:8月16日 著者:江國香織
坂東蛍子、屋上にて仇敵を待つ (新潮文庫nex)の感想
前作の内容を(前作を読んだのがほんの8ヶ月前なのに)全く覚えてなかったせいで時系列を意図的に前後させてると気づくのに時間がかかってしまった(途中まで前作でテロリスト占領事件があったと思って読んでいた)。早くに気付いていればもっと楽しめたと思い少し残念。
読了日:7月24日 著者:神西亜樹
ディスコ探偵水曜日〈下〉の感想
自分がいかにこの話を理解してなかったか浮き彫りになった4周目。4周してもなおわからないことだらけだけどどんどん回を重ねるにつれて成長してる自分を実感させられる。舞城さんは本当に天才だと思う。
読了日:6月26日 著者:舞城王太郎
水族館の殺人の感想
今回も面白かった。ただ、状況の想像がしづらかったのでイラストが欲しかった…
読了日:6月24日 著者:青崎有吾
英文解釈教室 改訂版
読了日:6月22日 著者:伊藤和夫
すごいHaskellたのしく学ぼう!の感想
初の関数型プログラミング言語で、目新しいことが多かった。だが、わかりやすく書いてあったので抵抗なく理解できた。それでもプログラミング初心者に勧める本ではないと思う。まだ理解が浅く、この構文はこうだと断言できるレベルに至ってないのでそのうち再読したい
読了日:6月15日 著者:MiranLipovaca
ディスコ探偵水曜日〈上〉の感想
今年も読んでしまった。読むたびに1年間を通して身につけた教養が活かされてさらに新しいことに気がつく。始めの「今とここで表す現在地点がどこでもない場所になる」この意味なんかも今までは素通りしてたけど、これはnowhereということだと気がついたりとにかく色褪せない。
読了日:6月1日 著者:舞城王太郎
体育館の殺人の感想
選評にあった通り僕もやや論理の穴があったかなとは思った。けれど、傘一つであそこまで絞ったり、途中部分が意味があるのか?という感じの質問があったりとエラリィっぽいなと思った(エラリィはXの悲劇しか読んだことないが)。読み切った時の満足感は大きかった。
読了日:5月21日 著者:青崎有吾
風ヶ丘五十円玉祭りの謎の感想
エラリーはXの悲劇しか読んだことないけど確かに彷彿とさせる推理でした。シリーズ物と知らずにこれから読んでしまったのが惜しかった…
読了日:5月11日 著者:青崎有吾
13歳からの論理ノートの感想
13歳向けであるわけじゃないですね。大人が読んでもためになります。100ページ強とそこまで多くもないしイラストも多いのですぐ読み終わります。
読了日:5月7日 著者:小野田博一
マドンナ古文 パワーアップ版: 別冊 「識別&訳し分け」早わかりチャートつき (大学受験超基礎シリーズ)の感想
1周目。まだまだ理解が浅いし章末の問題もほぼわからなかったからあと何周かする。今まで漠然としてた確述のぬとかが覚えられたのでそれは良かった。
読了日:5月4日 著者:荻野文子
英文解釈教室 改訂版
読了日:4月25日 著者:伊藤和夫
変態王子と笑わない猫。9 (MF文庫J)の感想
とにかくものすごい展開になった。次巻どうなるのかさっぱりわからんねこれ。猫神ちゃんは可愛かったので横寺が祈ってなんとかしてくれることを期待してます。
読了日:4月1日 著者:さがら総
英文解釈教室 改訂版の感想
1周目(1/20)
読了日:3月29日 著者:伊藤和夫
ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式の感想
この1冊だけでかなり力がついたと思う。全く構文読解できない人向け
読了日:3月8日 著者:西きょうじ
変態王子と笑わない猫。8 (MF文庫J)
読了日:2月20日 著者:さがら総
変態王子と笑わない猫。7 (MF文庫J)の感想
キャッキャうふふを楽しもうと思って読み始めたのに中々深い部分まで切り込んできますね。続きが早く読みたい。
読了日:2月17日 著者:さがら総
変態王子と笑わない猫。6 (MF文庫J)の感想
前巻までとはうって変わって猫神の出番が少なかった。この方が好きかな。
読了日:2月12日 著者:さがら総
変態王子と笑わない猫。5 (MF文庫J)の感想
路線がすごい方向に行ってると思ってたがよく考えると一貫してる気もしてくる不思議。もっとなんというか1巻のような勢いがあっても良かったと思う。なんだかんだもちろん続巻読みますがね
読了日:2月2日 著者:さがら総
ほんとうはいないかもしれない彼女へ: 第1回 本にしたい大賞受賞作の感想
こぢんまりとまとまっていて好きな作品。どう終わらせるんだろうとドキドキしながら読んでたが、ラストはなかなか満足できた。いい本だったと思う。
読了日:1月25日 著者:舟崎泉美
月の上の観覧車の感想
女は男を減点方式で採点するという言葉や女は60を過ぎてもまだ半分人生があるなど自分にはない新しい価値観を知った作品だった。たまにはこういう作品もいいかもしれない
読了日:1月23日 著者:荻原浩
変態王子と笑わない猫。2 (MF文庫J)の感想
梓さんがデレ始める巻であった
読了日:1月20日 著者:さがら総
変態王子と笑わない猫。 (MF文庫J)の感想
言い回しがユニークで面白い。アニメ先だったけど十分楽しめた
読了日:1月14日 著者:さがら総
キノの旅 (18) the Beautiful World (電撃文庫)の感想
図書館で借りて読了。あとがきがどうやら図書館泣かせなところにあるらしいですね…?そのうち全巻揃えてあとがきを読んでみたいですね
読了日:1月14日 著者:時雨沢恵一
読書メーター